カメリア・シネンシス便り

なんともお久しぶりでございます。

店主ぽっとがお送りする、この人気？コーナー。

『早く記事を書けっ！！』との温かい叱咤激励の嵐に

耐えかね、今回のブログの展開と相成りました。

待っていましたとの方も、そうでない方も、しばしの

お付き合いのほど、お願い申し上げます（笑）。

さて、この写真。今回はお豆腐やさんかな？

と思ったあなた・・・。不正解です（笑）。

正解は日本蕎麦屋さん。

またまた、地元神奈川県のお話ですみません。

お店の名前は『梵蔵』さん。鎌倉市は材木座海岸の

住宅街にひっそりと佇む、民家を改造した、

小さな、小さな、隠れ家的お店であります。

湘南海岸の124号線より１本奥にひっこんだ、

一方通行道路に面した地の利にもかかわらず、

いつも地元のお客さんであふれかえっております

２年連続でミシュランの一つ星を獲得したその実力

は折り紙つき。とくにぽっとが注目したいのは、

主役の手打ち蕎麦はもちろんですが、そのほかの

　一品料理の品質の高さであります。一番上の写真から、自家製胡麻豆腐、同じく、

　自家製蕎麦味噌の炙り。そしてその胡麻豆腐のてんぷらであります。まさしく口の中いっぱいに

　胡麻の風味が溢れます。 てんぷらともに、店主厳選の岩塩でいただくのであります。

　熱を通した豆腐のクリーミーなこと。 これだけ食べに来る人がいてもぽっとはちっとも、

　驚かないのであります。そのほかにも、”出し巻き卵”、などの関東の蕎麦屋におなじみの

　定番メニューだけでなく、その日のおススメなどもあるのであります。

今日のおススメは地物の穴子の”湯引き”・・・。

刺身でも、煮アナゴでもなく・・・。このサイズのは

湯引きが一番良いんだそうで、これまた、

岩塩でいただきます。触感最高です（笑）。

また入荷したときにしか出てこない、

”生シラスの沖漬け”。地元民ぽっとも初体験

でしたね～。これだけは自家製ではなく、

地元の漁師さんが、ただでさえ、足の速い、

（シラスには足がないとか言わないように・・・）

シラスを文字通りに船上で沖漬けしたものを譲って

もらうんだそうで、レアものであります。

やっぱり、大好き生シラス！！

地元に帰ってきた感が満載です。そして主役の手打

蕎麦。ぽっとはやはり、関東の”蕎麦っ食い”です。











　そばつゆは”真っ黒”な、かえし”の効いた濃いいつゆが最高なんであります。その点において、

　梵蔵さんの蕎麦つゆは非常にぽっと好みであります。

　甘い蕎麦つゆなど言語道断であります！！（笑）。ちなみに十割の蕎麦自体は及第点であります。

　ここ、鎌倉は門前町。生き馬の目を抜く日本蕎麦の激戦区でありますのでひとつぐらいは”辛め”に

　評価しようと思います（誰ですか？ちっとも巧くないぞとかいっているひとは！！）

　ともあれ、実家近くに良いお店が増えるのは大歓迎であります。鎌倉に観光にいかれる方は、

　ちょっと足をのばしてみることをおススメいたします。ながながと書いてしまいました。

　そろそろお時間がまいったようであります。続きは次回の講釈で・・・。ぽっとでした。


ps・・・・デザートには絶対に”自家製蕎麦茶のアイスクリーム”を頼むべし。絶品です。ではでは～。